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画像や日常についてなど

IMG_9597今年最初の猫なみ劇場は第136話の続編。
本来は昨年のうちに更新すべき内容だったのですが、肝心の60冊目の備忘録が一時期どこかに消えまして、年末に部屋整理にしていたら偶然発見して今回に至ります。
昨年11月に会社倒産して残務処理で使っていたこの最終冊。
単に数字のキリがイイっつーだけの内容です。
そろそろホントにこの60冊は処分せねば。

これに限らず、今回の失業期間を機会に部屋内の断捨離も予定。
求職活動の合間にその準備の準備段階です。

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▲この画像は136話を更新したときのと同じ画像。

次がどんな職場になるのか全く不明の求職活動をしております。
そこでまた新たな備忘録をつくることになりましょう。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第139話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

先日5日に吉祥寺で『PERFECT DAYS』を観た後、初詣として39年振りに豪徳寺に参拝しました(なぜ今回だったのかは後述)。ちなみに前は大学の受験祈願でした。
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この寺はネットで画像検索するとたいてい「猫!猫!猫!」。
実際ひさびさに参拝して僕も興奮圧倒されました。
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正月三が日は、インバウンド効果で外国人観光客も含め、けっこう賑わっていたらしいです。この日は夕方近くだったので、比較的ゆっくり境内を散策できました。

では、改めまして最初から。
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▼境内で唯一の黒猫
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売店では招き猫各種サイズ揃い踏み。2号以上のサイズはこの日すべて売り切れでした。
エコバックとケース入り豆号のお守りを購入。
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一番大きい10号は今でも自分の部屋にあります。
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ところでなぜ今回39年ぶりだったのかというと、昨年の自宅部屋整理で、この新聞の切り抜き記事が出てきたのでした。1983(昭和58)年10月31日。
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これで興味を持って翌年正月に初詣をしたのでしょう。
ちなみにこの裏面はデヴィッドボウイ来日でのトラブル記事が。『レッツダンス』が大ヒットした頃ですね。
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→  大谿山 豪徳寺【公式サイト】




































新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

画像は今年のカレンダー。毎年買っていた白川静漢字暦が無くなってしまいまして残念。
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結局昨年も枝新リニューアルできず(苦笑)。
「今年こそは」と記しても、あきれて待ち望んでる方などいないでしょうが。
レスポンシビリティ対応な分だけ旧データの移行が大変でして、コツコツと段階を踏んでやるべきですね。。。

今年も年賀画像つくりました。いつものノリですが、よろしければこちらからダウンロード版をどうぞ(今年も画像のジャギリは味のつもりです)。























とうとう今年も強制終了の日が来てしまいました。
投稿ネタに事欠かない日常だったのに、年々更新度が下がるばかりという。
あらゆる方面で激動の2023年でしたが、まさか11月に入って職場が倒産するとは。文字通りかなりの想定外(オワコン業界なので、いずれとは思ってましたが)。今後自分の生き方として「人生はこうあらねばいけない」「生産性とは」などなど世間一般でいわれる認識を変えざるを得ないでしょう。
あと、SNSではオープンにしてましたが、12月に入り、愛猫のマコが肛門嚢炎という病気にかかり、抗生剤を飲みながらエリザベスカラー装着の生活でした。
幸い経過がいいので来年から外せることができそうです。病院レンタルのカラーは食事トイレに支障ありで、早々に自分でネット購入したモノに変更。どちらにしてもマコには迷惑なのは承知で、我々夫婦ふたりは見た目のインパクトに癒されておりました(苦笑)。

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*  *  *

で、ちなみに一昨日、今年最後に見た劇場映画はアキ・カウリスマキ待望の復帰作『枯れ葉』
無職生活を経てこれからの人生を模索する男女二人の出会いの物語です。奇しくも今の自分に被って考えさせられる部分がありました。

来年はどうなるこの世と自分。
皆様どうか良い年をお迎えください。













もう2ヶ月も経ってしまいましたが、新宿マルイ本館で「ねこの認知症写真展」というのがありまして。テーマ性の関心もさることながら「猫なみ劇場のネタにもなるかな」と見に行きました。
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その時の僕のツイートはこちら

もちろん思い出したのは10年前に20歳で亡くなった愛猫モリ。いわゆる認知症状はなかったですが、晩年は耳が遠くなったために大声でないたり、視力が低下していたので日常瞳孔は真ん丸。しっぽは若い頃のようにピン立ちはなくうなだれ気味でした。

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猫医療も発達するにつれ高齢化対策も大事ですし、人間と同様に認知症予防も必要になってくるかもしれません。スタッフさんと少し会話した帰りに、猫用ご飯の試食サンプルをいただき、ハル&マコ(もう8歳)に時々あげてます。食いつきいいので普段のカリカリとメリハリついて飼い主としては嬉しい。

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会場でもらったミニパンフレット

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最終ページにチェックリストが。

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「俊敏さ低下」「階段の上下が困難」「忘れっぽい」...。人間に置き換えると自分にハマっているのがいくつも、、、僕も食べた方がいいのか(汗笑)。飼い主である僕ら夫婦もシニア生活が現実的に近い年齢ですんでね。食事面などそれなりに意識した日常は過ごしてるつもりです。。。






→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第138話
(猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)


→ ねこの認知症写真展 紹介























今年2023年は著名ミュージシャンの訃報が相次いでます。10代〜学生時代にかけて影響受けた人もいました。年齢的に「そういう時期」を覚悟している僕のような世代は多いでしょう。
思うことあってなかなか更新出なかったネタをこういうカタチでようやく。
RIPTMミュージシャンの訃報に際し、SpotifyなどのサブスクサービスやYouTubeで追悼するのは今や一般的なので、こんなネタは野暮なのかもですね。かつてCDを棚から取り出して聴き入っていた時代からすれば、複雑な気持ちがなくもなし。とくに僕が本格的にSpotifyを使ったのは今年に入ってからで、世間よりもたぶん3〜4年は遅いか。単にそういう意識になれてねーだけだろとか思われそう。確かにそのCDが見つからない、探す余裕もない身として日常合理的なサービスを実感してます(苦笑)。

という日々ではありますが、先日のお盆休みは、6月に購入したSOUND BURGERでひさびさにTELEVISON『MARQUEE MOON』。Tom Verlaineを偲んでみました。ここ数年アナログレコードが話題ですが、かつて当たり前だった不便さアレコレが懐かしく新鮮。
8年前の引っ越しからアナログ環境を設置できず、断捨離生活を考慮してこの購入はわが家にふさしいと思っております。

SOUND BURGERと遅まきながらのSpotify。
今どきを象徴している追憶生活といえましょうか。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第137話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)





















画像は職場にあった仕事用の備忘録。2002年入社以来、捨てずにとっておいて、この画像では(おそらく)57冊あります。
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今年5月に会社の移転がありまして、新フロアで確保できる個人スペースの都合から断捨離が必要になり、とりあえず自宅に持ち帰ってきました。

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中身を読むと今さらなメモや殴り書きばかり。わざわざネットにあげて恥をさらすなど愚かなことですが、いくぶんマシなページをご紹介(汗笑)。
貴重な記述や文章がみっしり、であれば、ある種の保管価値もあるでしょうけど、こんなんじゃ、、、と完全個人レベルの産物です。

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文字通り日々の備忘録、今なにやるべきか、午後どうするか、翌朝どうするか、来週どうするか、これどうなってる、あれどうなってる...... 延々と続くせわしい走り書きに日常の切迫感と残念感が刻まれてます。あーだったこーだったのそれなりの懐かしさはありますが、改めてテメーの字の汚さに自己嫌悪。じゃー見せるなよと言いなさるな。
せめて猫なみネタにしてから処分するかと。引越しから早2ヶ月を経過。

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相変わらず更新するまで「遅まきながら」でありました。
これらは区切りついたのでそのうち廃棄します。。。

ちなみに新オフィスでも備忘録は続いており、まもなく59冊目に入ります。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第136話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

毎度今更ですが、今回のGWの2日に分けて見学してきた画像レポを。

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江戸時代に実在した伝説の女中、於竹大日如来(or お竹大日如来)ゆかりの場所を巡ってまいりました。

どんな女性かご存知ない方は、下の画像を。
貧困者救済や倹約家で知られ、当時の幕府にも目をかけられた女性です。

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そもそも存在を知ったのは昨年2022年の太田記念美術館でこの企画展示にて。

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伝説はやがて御利益的存在として崇められるようになり、そこにあやかろうとする庶民心は現代にも通じます。

御利益云々はどうあれ、僕はそういう現象に興味をもち、しかも歌川国芳を始め当時の浮世絵絵師が残した作品がどれも趣きあり。なぜか猫と一緒ってのもかわいい。猫にも好かれてのたのか?ともかく個人的にポイント高し。浮世絵好きとしてぶっちゃけこれらの絵的風情から彼女に惹かれたというが大きいでしょう(苦笑)。

一方、残された情報資料は限られてるようで、今回紹介する場所はどこもネット検索すると見かける画像ばかりであしからずです(苦笑)。

*   *   *

それでは5月4日の画像紹介から。

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まずは、女中お竹の奉公先とゆかりのあった小津和紙の資料館へ。
於竹に関するコーナーも設けてあると知り、見学しました。

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残念ながら撮影禁止のため画像はこれだけ。

この老舗紙問屋と於竹のゆかりについては長くなるので割愛。
「小津和紙 於竹」で検索すると詳しいホームページがいくつかあります。

続いて、この小津ビルの横に、於竹が利用していた井戸跡を見学。

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最初の説明画像はこちらにあったものです。

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かなり地味で目立たぬ場所にあるのが個人的に好み。

その後は都営三田線で赤羽方面へ。浄土宗 善徳寺にある彼女の墓へ。

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なぜここにあるのかというと、これもまた長くなるので割愛しますが、於竹の奉公先、佐久間家(元禄11年に断絶)の娘(断絶後に於竹の祭祀事を引き継ぎ)が嫁いだ馬込家の菩提寺であるからだそう。

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合掌(−人−)

命日5月19日がまもなくの時期でしたが、現在この寺で慰霊祭などは特にないようです。

*   *   *

ここからは翌日5日。

港区にある浄土宗 心光院にあるお竹堂(平成29年に再建)。後ろはもちろん東京タワー。

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お堂の中には、徳川綱吉の母・桂昌院が寄進した「お竹大日如来水板」と「お竹如来像」。

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ご住職と少しお話ができまして、実は水板も像もかなり精巧に出来たレプリカで、本物は港区管理で厳重保存されてるらしいです。

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自分の顔が映ったり反射したりでうまく撮れず、画像は何となく初期ピンクフロイドのジャケットみたいでサイケデリックな風情。

以上です。

*   *   *

訪れたところは観光客ほぼ皆無で、我ながら酔狂な社会科見学でした。

ちなみに4日は原宿の太田記念美術館、善徳寺隣駅のさやの湯処、5日は愛宕神社を絡めてまして、都内ながら観光気分も堪能できました。

何かと世知辛く感じられるこのご時世。
於竹の生き方と己れの今後のあり方について考えさせられました。























結局更新までに丸ひと月。先月4月21日に没後10年を迎えたモリ追悼回です。

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本当に10年が経ってしまいました。
翌年3年後5年後… 自分の記憶の中でモリがどうなっていくのか、
亡くなった当時、何度も考えたものです。

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その年は秋になると母親が亡くなり、翌年夏に父親がなくなり、その後20年以上も過ごした町から引っ越したわけですが、相次ぐ肉親の訃報と日常環境の変化で、モリへの感傷を抑えることができたに感じます。10年も経てば、かつての悲しみもまろやかになりましょう。モリとの日々を懐かしく思い出しつつ、今を生きるハルマコに愛情をそそぐ日常です。

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2匹ともまもなく8歳で中高年期。それなりに健康を気遣うようになりました。
時のうつろいを心に深く感じていますが、モリへ愛情はそのまま。
これから10年は我々夫婦も老齢期に入りますし、齢相応に様々なことがあるでしょう。
この猫なみ劇場も今後どうなるやら。
本館枝新のリニューアル準備も中断しており、更新率は下がり気味ですが、
マイペースで続けていくつもりです。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第135話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)
























ようやく今年最初の猫なみ劇場。ここまでインターバルがあいたのは初めてです(汗)。
訃報や時事ネタが絡むネタを用意していたせいか、最近はめまぐるしいご時世で大変タイミングに困っておりました。
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で、今回の更新ネタは、ご贔屓絵師、谷口広樹氏への追悼作。
トップの画像は、2月に開催された氏の追悼頒布会で購入した絵です。

僕なんぞ趣味程度のドゆるい落書きで恐れ多いですが、何らかのカタチで区切りをつけておきたかった。

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(▲毎日コミュニケーションズ刊「12人のデザイン創造プロセス」より)


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(▲3点ともTom’s Box刊「homosapiensaru's wisdom」より)


ご自身を「猿」「Saru」であるとして数多くのアートを脳内から具現化してきた谷口氏。
この機会を通して氏と何かを共有できたのかなと思いたい 。
画集や記録メディアとは異なり、こういう原画1点モノにはやはり特別な感情がわきます。

今ごろお浄土でどのようにお過ごしでいらっしゃるか。
あらためて谷口氏へ心より合掌させていただきます。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第134話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

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