BLOG EDASHIN

画像や日常についてなど

これまで過去に何度かご紹介したご贔屓アーティスト氏の追悼展です。
鑑賞したのはGW中でして、結局ずいぶん日が経ってしまいましたが、この場でぜひ記しておきたく更新。

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昨年夏に急逝されてから、いくつか小規模な追悼展はありましたが、
今回はご遺族や弟子+元直属スタッフでらした谷田一郎氏を中心に開催された展示会です。
この期間がお別れ会も兼ねていたとのこと。
なかなか観る機会のない80年代の作品や制作ノートも観ることができました。

場内は基本撮影可能でしたが、思うところあり紹介アップは厳選で。他の鑑賞者や画像の写り込みが気に入らずという言い訳含め(苦笑)。近年作を中心に以下続きます(会場の雰囲気や展示作品は、後にリンクしたTwitterの関連投稿画像の方がわかりやすいです)。

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*  *  *

僕が谷口氏の存在を知ったのは、80年代ではなくMACでDTP制作を始める95年頃。
当時の職場で購読していたMAC POWER誌の特集記事でした。強い関心を持ち作品集『芒格札の庭(まんぐさのにわ)』をすぐ購入、今でも本棚のすぐ手に届く位置にあります。

今日のネット時代のおかげで各SNSで繋がることもでき、会場で簡単な挨拶と会話ぐらいはできるようになりました。一度、西荻窪ヨロコビtoで絵の具を使った花の絵を描く場に居合わせたことがあり個人的に嬉しい体験としてます(笑)。

ここのギャラリーが生前最後の個展会場でして、僕は亡くなる1週間前に観に来てたのです。
その日の谷口氏は来場が遅れ、店長さんが気遣ってくれましたが、たぶん僕が出た15〜30分後に現れたと後日知りました。同じ西荻にあるトムズボックス店長さんとひさしぶりの再会で話しが盛り上がっていたらしいです。

最後に会う機会を自ら逃したとはいえ、そのわずかなすれ違いになぜか僕は人生の妙味を感じております。単なるいちファンの思い出語りですな(苦笑)。


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▲その生前最後の個展で一番印象的だったこの絵に、今回の追悼展で再会。あの時は買おうかどうかずいぶん迷いましたが、自分にはもったいないと遠慮してしまった(苦笑)。


*  *  *

今回をもってとりあえず都内での作品鑑賞は区切りがついたのかなと。いずれまた機会はあるでしょうが、微妙な心持ちで会場を後にしました。
そのうち一周忌に合わせて、以前お披露目イベントで拝見した神谷町光明寺の欄間絵を鑑賞しに行ってみようかと思いますがどうなりますやら。


この大変なご時世、無事に開催を終えることができて本当によかったと思います。
最後に改めて谷口広樹氏のご冥福を深くお祈り申し上げます。

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▶︎公式サイト「homosapiensaru」から
▶︎Twitterから追悼展の様子など

▶︎追悼展に合わせて、Fbにめずらしいインタビュー記事(2013年)が投稿されていました。僕としてはなかなか興味深い音楽の趣味について語っています。

猫なみ劇場にもとうとう反戦ネタ。そういう時代になってしまいました。
ウクライナで無実の生命が犠牲になる、紛う方なき侵略戦争の終わりはまだ見えないようです。

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記憶すべき現実という意味での更新。自分のいる立場で何かを考え、行動できればなおよし。
おめーはプーチンの顔描いただけじゃねーかとつっこみなさるな(汗)。人道支援の募金はしてます。。。
使わせてもらった画像はNHKで放映されたロシア戦勝記念日のニュースから。

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ネット閲覧でいろいろな関連記事を読みましたが、 冷戦が終結してもNATO/ロシアの勢力構造として問題は地続きであったと。何世紀もさかのぼるとうんざりするような国取り合戦があったようです。うかつに言及できない時代認識が問われる。個人趣味で触れることが多い古代の中国やエジプト、ローマもそんな感じ。今の時代も単なる歴史の1ページですが、とりわけ今日の民主世界にあって、元凶が一党独裁という政治構造なのは誰もが思っていることでしょう。
情勢がおちつく(どういう意味で...?)にはまだまだ時間がかかりそうです。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第131話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

モリの命日も九度目になってしまいました。毎度の黒ビール。夫婦で献杯。

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変わり映えのしない追悼画像ですが、
昨年いつものワンカップグラスにヒビが入ってしまったため、別の黒猫白猫柄(黒猫はわかりにくい)に変わっています。
ここ数年同様に、偲ぶ語らいがあるわけでもなく普通の会話で和む晩御飯でした。

実は以前から夫婦で命日(モリに限らず)についての執着度は異なっておりまして、
彼女は僕のように強くなく、話題にしないと忘れていることも多いんですよ。
とはいえ、モリへの愛情は各自それぞれ。

で、ハル&マコはあいかわらず元気です。

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毎度遅ればせながら的更新ネタ。今年の3月11日はあの時と同じ金曜だったので心持ちがずいぶん違いました。

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ですが、画像の記事にあるような被災関係者にとっては、「遅い」や「今さら」でなく、毎日が問題と向き合う気持ちでしょう。
そういえば、先日16日夜の地震にはびっくり。停電断水も伴ってこれまでにはない危機感を抱きました。
震災その後についてはともかく、毎日毎日さまざまな騒動や事件でめまぐるしく、誰もが「心に留めておくべき事情」を抱きながら生活してます。
猫なみ劇場でこれと決めた時事ネタ系の場合、どう形にするか悩ましい時がありますね。
実は当初プーチンを風刺するようなネタを考えていたのですが、今年はひさびさ職場で忘れずに黙祷ができたので、こういう更新にしてみました。


→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第130話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

こゆるく2022年最初の猫なみ更新です。画像はネットで拾った迷路とハル。

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今年の年賀状デザインではひさしぶりに迷路を用いてますが、小学4年ぐらいだったか、カレンダーの裏白やノートに迷路を書くのが好きな時期がありました。その年に同じ迷路づくりが好きな転校生が現れまして、人間の内臓をイメージさせるかのような緻密さにエラく驚いたのを覚えてます。
当時は随分時間のムダ使いをしていたもんだと振り返りながら、更新ネタでも迷路づくり。こんなんでは脳活にも役立ちゃしませんが。

いま迷路といえば、さまざまな脳活ドリルの素材としても知られてます。僕の場合、漫然と作ること自体を楽しむ傾向にあり、脳の活性化や記憶力のトレーニングとはほぼ無関係ですね。世の中にはアウトサイダーアートの域に達した方もいるようで、自分がそこまで覚醒するとは思えませんが、老後はまた迷路づくりで時間を消費する日々が来るかもしれません。


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→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第129話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

年始絡みの投稿は賞味期限が早いです。今更感あるのは承知ですが、画像紹介しておきます。

毎度2022年のカレンダー画像から。

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昨年に続き今年も自分でお煮しめ作りました。

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3日はこれも毎度のハル&マコちゃんちゃんこの儀。

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おなじみの義務顔がたまらず、今回もすまないと思いつつ飼い主自己満足。

もともとは先代黒猫モリのだったので一着だけでして、
順番に着せて撮影してるのです。今年はハル、マコの順でした

いい加減に脱がしてあげようと思っていたら、別室で寝ていたマコ。

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4日は東伏見神社に初詣。昨年の井草八幡宮と同じく初めて参拝しました。予想以上の賑わい。

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境内に裏にあった鳥居が並ぶ「お塚参り」にも。どんなご利益があるのかわからないお社多し、事前にリサーチすべきでした。

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こんなのもあり演奏活動をしているカミさんに変わり(−人−)。

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皆さまにご紹介できる日常画像はざっとこんなで。

更新激減してますが、改めて本年も宜しくお願い申し上げます。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

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元旦に更新ができませんでした(苦笑)。
今年こそ本館枝新のリニューアルをしなければと思っておりますのに、いきなりこれじゃいけませんな...

ネット版年賀画像こちらからダウンロードできます(上の画像とはサイズ+形式が違います)。
よろしければぜひ。毎度画像のジャギリは味のつもりです。

まもなく2021年強制終了。1年早い。。。ブログ投稿激減してますが、今年の最後は縁起の良い黒の招き猫を紹介。京都にある檀王法林寺がなんと黒の招き猫で有名らしく、これは!と思い先月2種(中型と小型)購入。

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不時の災難から身を護ることができるという(−人−)....

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キジ白ハチワレの招き猫を祀る寺も探したのですが見つかりませんでした(苦笑)。


皆さまどうか良いお年を。

211112asahi-n先日11月9日に亡くなった瀬戸内寂聴さん。
著作に感銘を受けたわけでもなく、特別な思い入れはないですが、おそれながら更新ネタに使わせていただきました。

この訃報で天台宗の教えである「忘己利他(もうこ・りた)」を体現し続けた生き様が、改めて各メディアで話題になったと思います。
僕が猫なみ劇場でテーマとしている「記憶」とは視点が異なるものの、やはり「忘己」というのは「人の生き方」「自分とは」を考察する上で興味深い。「自分」がある意味、邪念(?)そのものであり、「忘れる」ことが何かを見極める道筋になるのではと。実はこうしたことって観念でなく日常のいろいろな場で考えてることだろうけれど、寂聴さんの実践力は半端なかったでしょう。
ふと思い出したのは、以前ここで記した中島敦著「名人伝」。弓の名人が厳しい修行の末に弓を射ることを完全に忘れるという。自己犠牲や献身活動などでなく、自分とは何かという話ですね、これは。あと、そう、レオス・カラックス監督「ホーリー・モーターズ」で主人公が口にする「おまえに対する罰は、おまえがおまえでありつづけること」というセリフも思い出したり...
とりとめがなくなるのでもうやめときましょう。こんなこと考えさせる寂聴さんはやはりさすが(苦笑)。
改めて故人のご冥福を深くお祈り申し上げます。

→ 枝枝新報 本館・猫なみ劇場 第128話
  (猫なみ劇場 表玄関は[こちら]です)

今年も2匹無事に記念日を過ごすことができました。
いつもより食いつきのいい御飯とお遊びで満足してもらい(笑)、我々夫婦はつつましく乾杯。

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今年は電池で丸く羽がまわるオモチャを購入。

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記念品というよりは、以前から必要だった対策道具。日中ひんぱんなハルマコの「遊べ催促」に対処するためで、特に在宅仕事が増えてるカミさんは悩みのタネでした。

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なかなか効果を発揮しており、回る羽を追う2匹の反応がかわいいです。

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だけどこれ静止画像だと面白さが全く伝わりませんね。


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