枝新でもたびたび話題にしてきたトレイシー・ソーンの『遠い渚』は人生ベスト盤の一枚ですが、その彼女が25年ぶりの出したソロ作が『OUT OF WOODS』。
今春に初めて情報知ったときは思いました。「見せるか原点回帰」かと。そんなことあるワケがありません。
発売直後に店で数曲視聴、予想どおりとはいえ、めまぐるしいクラブサウンドにその場で膝を落としてがっくし(嘘)。過去に何度かネットのオフ会でクラブイベントに紛れ込んだ経験がありますが、あの居心地の悪さを彷彿とさせます(ああいう反復ビートは潜在的に嫌いではありませんが)。
もちろん エブリシング・バット・ザ・ガールでの変遷を知ってるから意外感ありませんで、むしろこの路線はまっとう前向きでかつ大正解。それを承知も承知で買ったのは、1作目の思い入れからだけです。
トレイシー自身は育児も落ち着き、とてもポジティブな精神状態らしいなのに、僕ときたらなんとネガティブな購入者か。
1stとの強烈なギャップ、彼女の迷いのない佇まいが、僕を完膚無きまでに突き放します。そこになぜか感じる恍惚的なすがすがしさ。そしていっそう際立つ『遠い渚』の透徹とした魅力。
画像はアマゾンから入手したものでして、2作を並べて撮影したかったのだけど、渚がまた部屋のどこかに消えた(涙)。
▲BLOG枝新▲
今春に初めて情報知ったときは思いました。「見せるか原点回帰」かと。そんなことあるワケがありません。
発売直後に店で数曲視聴、予想どおりとはいえ、めまぐるしいクラブサウンドにその場で膝を落としてがっくし(嘘)。過去に何度かネットのオフ会でクラブイベントに紛れ込んだ経験がありますが、あの居心地の悪さを彷彿とさせます(ああいう反復ビートは潜在的に嫌いではありませんが)。
もちろん エブリシング・バット・ザ・ガールでの変遷を知ってるから意外感ありませんで、むしろこの路線はまっとう前向きでかつ大正解。それを承知も承知で買ったのは、1作目の思い入れからだけです。
トレイシー自身は育児も落ち着き、とてもポジティブな精神状態らしいなのに、僕ときたらなんとネガティブな購入者か。
1stとの強烈なギャップ、彼女の迷いのない佇まいが、僕を完膚無きまでに突き放します。そこになぜか感じる恍惚的なすがすがしさ。そしていっそう際立つ『遠い渚』の透徹とした魅力。
画像はアマゾンから入手したものでして、2作を並べて撮影したかったのだけど、渚がまた部屋のどこかに消えた(涙)。
▲BLOG枝新▲