BLOG EDASHIN

画像や日常についてなど

2008年04月

d3fbade5.jpg表参道のGallery5610という所で谷口広樹氏の個展を鑑賞。
僕の好きな画家・グラフィックデザイナーの一人で、観たのは8年ぶりの2度目ですか。先日たまたまネットで情報を知り、最終日に何とか間に合いました。
この方は画風やタイトルに精神性を感じさせるものが多く、日記の題名も本展示の作品からです。
しかし、実はこのタイトルの絵を僕は観ていません。谷口氏の作品としてこのタイトルを検索した方には、何ともお恥ずかしい限り。この絵は会場から出た奥のエレベーターホールに展示されていたのです。帰りの電車で場内見取図を見なおしていたら気づいたのですが、戻って観るには時すでに遅し。
同じ人いたんじゃないかな(苦笑)。とにかく悔やんでも仕方ありませんです…。

→谷口広樹氏HP
▲BLOG枝新▲
▲枝枝新報(本館)▲

f9fb949c.jpg休刊。失礼な言い方ですが、ついにきたかという思い。
数年前、ネットの友人を介して同雑誌に勤務する方と何度かお話しできたことがあります(全部飲みの席で)。
多くの愛猫家に支えられつつも、制作費・印刷費など色々な面で苦労してらっしゃるようでした。
スタッフは過去に何度も窮地を乗り越えてきたということでしたが…。
今はたくさんの同業誌やMOOKがあるし、ネット情報も豊富。それでなくとも大手以外の出版商売はキビシい時代です。
編集後記のお知らせには「いったん」とあります。何らかの形でまた復活してもらいたいですね。
→猫の手帖HPより
▲枝枝新報(本館)▲

bd15ed82.jpgひさびさに見学した印刷博物館の展示にて。
ここ数年注目高まってますが、ユニバーサルデザインとはようするに障害や能力の違いに関係なく視覚が可能なデザインということですか。
会場では白内障や色弱が疑似体験できるゴーグルをつけてダメデザインを観たりできました。ほとんど読めない文字、見づらいレイアウト等々… 自分も老眼が加速してるし、将来切実な問題になるかもしれない(涙)。
展示の内容は知識として一応知ってたことが多くて新鮮味はなかったけど、ああした体験ブースは興味深かった。いま新聞の紙面然り、可読性の面から文字の大きさ+バランス、行送りなども重要です。印刷業界の制作部門にいる人には大切な要素でしょう。
まあ印刷メディアの行方はどうなるやらですが、少なくとも僕の存命中は有効な事柄かと。
→印刷博物館ホームページ
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0bedcfe0.pngようやく観ました(というパターンが多い)。こんな重い内容がアカデミー賞とは。アメリカの憂鬱を世界に示したといえましょうか。
ちなみに映画の設定は80年代初頭。製作陣は現在と地続きの何かを問うているはずです。そういう意味でベトナム戦争を経たアメリカの社会状況は肝心な背景ですが、知識や実感がなくとも各自それなりに別の何かを見いだせるでしょう。
それにしてもクライマックスには参りました。結果ああだからこそ自分達や自分の住む社会の暗部について考えさせられるというものですが、まあ.... これから観る人は覚悟して強力一撃を喰らってください。
映像面としてはテキサスやメキシコの荒野がとにかく素晴しい。あれはやはり映画館ならでは。それと対をなして室内シーンの緊張感もたまらない。で、両者に共通する「音」にもぜひ耳を。
総合的に難解な映画ですが、ほぼ主役といっていいハビエル・バルデム(画像下)の存在感に震えっぱなしでしょうから退屈しないはず。多少ムラは感じたものの近作で気にいっていた『バーバー』を上回る印象でした。
→公式HP
▲本館・枝枝新報▲

b5d03de1.jpg現在のマンションに住むようになってから10年。
画像の一軒家はウチの近所なのですが、ずっと気になってまして、引っ越してくるご家庭は1年ともちません。3カ月でいなくなったこともある。
昭和っぽい素朴さで印象は良さげ。越してきた人はレアな物件だとたぶん大喜びでしょう。ご覧の庭(!?)も気合い入れて整えれば、よい生活住まいを演出できそうだし。しかし、いったい何が起こっているのやら。呪いの館?
草木が多いですし、おそらく屋内にはさまざまな昆虫・動物の世代交替が続いているからだと思われますが。
場所の詳細は明かせません。
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49f955e1.jpg地元商店街ですっかり名物の行列ラーメン店。
この日は6時に退社できまして。肌寒い雨の日だったし、もしかしたらと、会社から直行したら入ることができました。限定100食のこの店、とくに土日なんかいつも行列が激しくて、僕はとても並ぶ気がしません。地元民としてはふらりと入って食べたいものです。注文したのは新メニューの味噌ラーメン(画像)。上にのってるのはなんと粉チーズです。詳細なレポはラーメン通の方にお任せするとして、味は行列も納得の美味しさ。濃い目の味噌でご飯とのセットが絶妙でした。とはいえ、勤務地の池袋でもよくみかけるのですが、こういう現象はできれば避けたいものです。なんとかチャンスを伺ってまた食べにきますか。
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dab9b298.JPG昨年12月2日に急逝されていたそうです。享年51歳。
先日池袋のマンガ専門店で偶然知り大変驚きました。
この人はマンガ界ではどういうポジションにいたのだろう。
古くは初期モーニングで連載された『ブリキ細工のトタン屋根』(画像下)や『メフィスト』など、職人技ともいえる画力で、当時非常に好きだったマンガ家のひとりでした。ここ10年はほとんどごぶさた(というかマンガ自体読むのが減っている)してたけれど。
昔、新卒入社した印刷会社で大手出版社のコミック単行本を担当したのですが、その頃連載していた『ゴドー』の生原稿を見ることができて、かなり感激したのを覚えてます。
熱心なファンの間ではここ数年にも力作があったようですね。ひさびさに読んでみようか。
遅まきながら氏のご冥福をお祈りいたします。
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▲本館・枝枝新報▲

d4b11ed3.pngついに観ました
自分の女房が出演した映画(自主映画ですが)ですからね。一般生活人にしてみれば非日常的です。いろんな思いが交錯しました。
めったにない体験させてもらい、まずこの点で監督には大いに感謝しております。
感想はどうだったかといいますと、未見の友人もいるので具体的には記しませんが、僕の志向+こだわりをある程度知る方なら察していただけましょう。しかし、一般的には多くの共感を得るいやみのない仕上がりになっています。人生の浮き沈みが描かれ、思わず「自分はこうだ」と向き合ってしまう…観る者への真摯な問いかけが本作の魅力につながっています。今後何度となくこの映画を振り返ることがあるんでしょうね。いい意味で評価を超えた存在といいますか。
スタッフ・キャストの皆様には心からご苦労様といわせてもらいます。自主映画は僕もかつて関わったことがありますが、いろんなマジックを生み出す、素晴らしい集団創作行為ですよ。

タイトルは主人公・祐子の台詞から。何の根拠もありませんが、妙に耳に残ったもんで(笑)。演技、別に問題なかったですよ。初めてにしては上出来かと。
→蛇腹姉妹HP
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be77b312.pngようやくMOD形式の呪縛から解放された気分。
僕が持っているビクターのHD型ビデオカメラ“Everio”は「MOD」という形式でして、これだとMacで直接観れないのですね。
映像を観るのも編集(大したことはしませんけど)するのもバンドルされたソフトを使っているのですが、どうにも気に入りませんで以前から困ってました。
VisualHub を知ったのは実はつい最近。以前ここで話題にした iSquint を(ようやく)アップデートしたときに同じサイトで知りました。
一日試して迷わずレジスト。

マックで直接観れない環境は変わらぬものの「MOD以外」への変換が容易かつスピーディなのがうれしいです。
ネットへのアップロードやDVD用の変換など、撮った映像を文字通り簡単に素材化できるんですからね。これで iMovie の出番が増えてくれる。
さすがに大容量の本格映像では難ありらしいですが、何よりこの手軽さには感動しました(今更遅い?)。とにかくスグレもの。

→ http://www.isquint.org/
→ VisualHub 1.31 紹介+アップデート情報
▲本館・枝枝新報▲

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