BLOG EDASHIN

画像や日常についてなど

2010年10月

DSC_0014昨日アップルストアから到着しました。
Macユーザーになって16年。新製品を店頭で見ずに購入したのは初めてです。このサイズのノートは長年待望していたのでもう忘我の勢い。同じ方多いのでは。今どき IntelCore2の1.4GHzってどうよな意見もありますが、あくまでサブなので個人的にはOK。ただし、来年夏にあるOSのバージョンUPを見すえ、一応4GB/HD128GBでBTOしてます。
悪名高き初期ロットですけど、基本設定もろもろの時点では問題なし、この更新も新Airでやってます。がっつり使ってるうちにひどい発熱が起きるかも…。まあ、初期ロット購入者は人柱になる掟ですから。何かあれば報告します。
ちなみに初代Airはカミサンに譲る予定。
(画像上)初代13inchのAirと重ね置き。
(画像下)名機PowerBook2400cにひさびさご登場いただき2ショット。
▲本館・枝枝新報▲


102402+忘れた頃に更新する本館の猫なみ劇場。
先月のと今回のをセットで今更告知を。
まあ、相変わらずです。

数日前ネットで
「AppleがCDを殺したのは、iTunesのロゴからCDを消し去ったときだと思う」
という記事を読みました。
確かにこのアイコン(何かダサくて...)への変化は、現在の音楽媒体のあり方をうまく象徴しております。
ジャケットや歌詞カードを眺めながら、味わって聴いていた頃が懐かしい。今や音楽はただのデータファイルとしてiPodに読み込まれ、「あの曲、この曲」となる始末。僕はもう「○○○○○のアルバムの何曲目○○○○○が、」といった特定的な接し方はほとんどありません。
そしてiPadが登場。紙媒体に対して我々はどう退化するのか? 日本で電子書籍は当分まだ大きな動きないだろうから予測つかんですね。そんななか発売された新型MacBookAirですが、Apple製のネットブックorサブノートを待望していた往年のMac好きにとっては、未知数のiPadよりもある意味、衝撃度は高かったでしょう。その新型のインストール用には、なんと光学メディアでなく、USBメモリーが採用されてるという。今後はOSやアプリ供給もこうなるかネット配信が主流になるのではとの予測があるそうで。CDがどんどん旧態メディアになってるのを実感させられます。

→「AppleがCDを殺したのは、iTunesのロゴからCDを消し去ったときだと思う」

→本館・猫なみ劇場
▲本館・枝枝新報▲

「中3少女、詩をコピペ 受賞歴24回で4作盗用」
やや鮮度落ちた話題かもですが、先週なかなか考えさせられました。
常人がもつ良識的価値観を放棄?して、ここまでできる感性はある意味、天才的。
人の創作物を自分のものとする行為は決して褒めたものではないけれど、何らかの才覚をもっていることは確かだと思う。今あらゆるジャンルでオリジナリティの意味が語られてる中、示唆に富んだ事件ともいえましょう。
まあ、放棄とか意味とか、本人がそこまで突き詰めて考えたとは思えませんが。コピペが負の常識と化した現代、ごくふつうに直感的にそれを実践してきただけ、か。
なんてことを、より的確に鋭く記した文章は、こちら。興味深いです。
考えさせられたんなら自分の言葉でまとめろよって? 事件の少女にも失笑されそうですな。

▲本館・枝枝新報▲

ここは以前から行きたいと思っていたところでした。とても楽しかったですね。
画像はけっこう撮ったのですが、とりあえず紹介程度の枚数で。
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どれも良かったですが、特に気に入ったのが高橋是清邸と江戸時代の農家。あと、どの建物も木のにおいがたまりませんで、柱とかくんくんかぎまくり(笑)。本物ならもっとホコリっぽいでしょうね。
行った時間が遅かったので全部観きれませんでした。そのうちまた行こうと思ってます。

江戸東京たてもの園・公式サイト
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ひさびさ鷺宮〜白鷺町の妙正寺川沿を自転車で。このコースはつまらなくなるばかりで…。

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手前に見える都営住宅はほぼ全棟住人が立ち退いて閉鎖されてました。給水塔ともいずれ取り壊しになるのか。
この画像は15、6年おなじみの構図ですが、景観はますます悪くなるばかり。

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その近くの銭湯白鷺湯。この構図も数年前に建ったデザイナーズマンションで景観が今イチに。

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銭湯の前の駐車場にポツリと。

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銭湯からだいぶ離れてここは白鷺町。大好きな公園。
(レンズに指紋がついていたため左上がボケとります。)

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季節ごとにいつもこの構図で撮っている。やはりいい公園です。
実は、このへんのアパートに会社の同僚が住んでいるらしい。

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ここは鷺宮駅から少しの某古本屋。

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ladies-and-gentlemen-the-rolling-stones先日『悪人』を観まして、主演二人をはじめ俳優陣の演技は、評判どおりまことに素晴らしかったのですが、脚本がどうも趣味じゃない。以前観た『空気人形』に近い印象で、世知辛さや人間関係の切なさを、ああも直球で語って演出するのは興がさめるのです。とくに後半、名優・柄本明にあり得ない台詞を言わせてます。「誰が悪人か」という問いかけはよいのだけど、映画そのものは図式的でわかりやすい。そこが一般的にはアピールしやすいし、作品と関係なく問題提起が広がるテーマなので、その点で価値ある映画でしょう。とにかく、個人的には筋や展開よりも俳優の演技にグッときた作品でした。
それはそれとして、理屈抜きで楽しめたのは、後日観たThe Rolling Stonesの『Ladies & Gentlemen』。今どきのライブ映像にくらべて、雑な音声と演出性の希薄なカメラワークに時代性がにじみでてましたね。70年代前半の彼らの映像をあまり知らないからか興奮もなおさらでして、とくに大活躍のチャーリー・ワッツと、周りを目配りしながら神経質そうに弾きまくるミック・テイラーが印象的でした。大画面で観る「Love in vain」「Midnight Rumbler」はもう格別。あとは超定番の「Jumping Jack Flash」。この曲の意味のない歌詞が大好きで、全盛期のミックが歌う姿は、今の世の悪人善人なんぞどうでもよくなるぐらいカッコよかったです。
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ちょっと前にNHKで放映されたドキュメントが秀逸だったアラーキー。この『チロ愛死』(読みは「いとし」ではなく「あいし」)もその内容にリンクした印象で素晴らしい。
猫好きには非常に胸のつまる写真が多いですが、氏ならではの日常風景を絡めた頁構成になっており、センチメンタルでありながらも不思議なおおらかさを漂わせています。なんて感想は物わかりよ過ぎですか。
最近モリ(18歳)の痴呆的大泣きをネットでリサーチしたのは、本書購入と関係ありませんでほんのたまたま。先日血液検査を終え、現在結果待ちの状態です。僕はモリとが初めての猫生活なので、辛い経験をなさった方とは見方が異なるでしょう。それでも自分なりにいつか来る運命を思い、感じ入ることは多くあります。
『愛しのチロ』を買った頃は確かまだ就職前で実家にいたんですよ。親にも見せられたアラーキー本(笑)。20年後のいまは、その両親も老いて僕も老猫と暮らしております。モリはまだ深刻な痴呆癖もないしマシな方ですが、この先どうなるやら…。

[追記]検査結果はとくに問題なしでした(2010.10.09)

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