BLOG EDASHIN

画像や日常についてなど

2013年05月

4月21日にモリが亡くなって1ヶ月が過ぎました。
まだ悲しみが癒えてないのかと思う方もいるでしょう。いい歳してしっかりしろとか。そう周囲を気にしてしまうあたり、まだ軽症な方かもしれませんが、こういう心情を何かカタチに残したく記すことにしました。

あれから日々仕事はこなしてますし(職場の人には全く話していない)、普通に食事もできるし酒も飲んでいます。事前にチケットを購入したライブや相撲にも行きました。
ですが、日々の生活でモリが頭から離れることはなかったですし、突然泣けてきたりはしょっちゅうでした。いつも当たり前にいた家族がいないのは寂しいものです。
僕の場合、出勤時にでかける時と、帰宅時に地元駅に着いてからが特にそうでした。ネットでの自己紹介にあるとおり「猫依存症」を名乗るくらいです。日常何があってもモリを撫でたり顔を見てれば、どうにか心を落ち着つけることができました。今それができなくなった自分は、モリが患った腎不全の症状に似ています。腎不全とは、体の老廃物を濾過して体外に排出(尿)をうながす腎臓が機能しなくなる病気でして、モリがいなくなったことで心を癒す存在がなくなり、心身の疲れが蓄積されているように感じてしまうのです。
また会いたいなどと無理な思いに沈んだことはありませんけれど、何ものにも替えがたいモリとの生活が、過去の記憶として遠のいて行くのが寂しく、途方に暮れてしまいます。

ちょっと前からこれまで撮った膨大な数の画像や動画の整理をしてまして、カミサンに観てみるか尋ねたら、まだ遠慮すると言われました。あれから気持ちを共有するために二人でいることが多くなったかもしれません。思い出話をするとやはり泣けてくることがあります。

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先日の5/21夜、夫婦ふたり部屋で飲み食いしながらモリを偲びました。
今後こういうひとときを繰り返しながら四季を過ごすことになるのでしょう。
そろそろ初夏らしい気候になります。生きてればフローリングの居間でダラけはじめる頃かな(苦笑)。骨壺はもうしばらくモリが寝ていたバスケットに置いておくつもりです。そのほか形見の首輪などいくつかのモノが一緒になっており、今でも朝や出かけに話かけることがあります。お水のおわんにはまだ水をあげています。

今回はiPhoneで撮影した画像ですが。
この日、東京国立近代美術館にて。展示の感想は後日その気になりましたら。

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鑑賞後、4階の「眺めのよい部屋」で少々休息

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前庭の展示物「夏の家」

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→ フランシス・ベーコン展@東京国立近代美術館 公式サイト

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4月21日に永眠したモリ(20歳8ヶ月)追悼の意を込めて更新。本館・猫なみ劇場。
副題に「忘れたくない」と。

いつかこういう更新をする日が来るだろうと思っていました。
23日朝、出勤前を描いてます。この後亡きがらはカミサンの手配で動物霊園に。
画像は前夜22日の撮影。

→枝枝新報 本館・猫なみ劇場


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