BLOG EDASHIN

画像や日常についてなど

2015年10月

友人から彼の訃報メールを受け取った10/24から4年を経過した。
過去に何度か記しているけど、あの日は命日とは別の意味で複雑な思いがある。

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それにしても彼が亡くなって以来、毎年この季節になると個人的に色々な出来事が多い。年齢的な事もあるだろう。
今年は夏に引っ越しをしてまだ部屋整理でせわしい日々(単に日頃だらしないだけか)。ちょうど先週から2年半ぶりの新猫生活を迎えたり。

かつてハヤカーさんという友人が存在した事実は、年々まろやかな記憶になってきているが、50歳になった今年は、同い年だった友人として特別な感情がわきあがる。彼はどんな50歳になって、どんな会話を自分としただろうか。この数年自分が感じた事を酒の肴にしたら彼はどう応じてくれたか。あれ以来、映画や音楽などで彼を思い出す機会も多い。
実は、彼の検死調査で部屋からTSUTAYAのレンタル票が見つかっている。死亡推定時に極近い日付だったという。毎年彼を偲ぶ際、自分が死ぬ前は「あれが最後に観た映像か」と思える人生を終えたいなんて事も考えてしまう。

追記:まだ一度も墓参りに行ってません。

あれから約2年半。先日10月17日に何と2匹の猫を我が家に迎えました。生後3ヵ月の姉妹。
当初は黒一匹だけだったのですが、離れ離れになるのは可哀想だろうと決断。一緒に引き取って本当に良かったと思っています。

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だいぶ前から次はどんな猫と過ごすのか考えてました。複雑な思いで迎えた我々に対し、猫二匹はただただ無垢で仲良し元気です。
黒は「ハル」、サバシロは「マコ」。名前はカミサンが即日で命名しました。じわじわと新しい猫生活を過ごしているんだと実感させられてます。
当面は脱走対策や壁の爪研ぎ防止対策などですかね。各部屋の整理・片付けもまだ終わってないしw。
画像では大人しく寝てますけど、いつもバタバタ走りまわってます。さすがチビっ子。

→ 東京キャットガーディアン 公式サイト
今回お世話になったところです。猫の健康面管理もしっかりしており非常に親身。頭が下りましたね。ここに限らずですが、今回のリサーチで里親組織はどこも大変だと思いました。

先日の10/3に神奈川県大磯へ。カミサンのこの蛇腹ユニットの地方ライブに同行しました。演奏会場はこのハウススタジオ

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まず南仏を思わせる異国情緒満点の建物に驚き。トラック業者の社屋跡を改築したらしいです。


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オーナーさんは海外業者との密接な家具の仕入れやデザインリフォームなどもやっておられるので、かなりの審美眼をお持ちの方。半日だけでは味わえない環境ですね。
僕のアップ画像よりも公式サイトをじっくりご覧になっていただきたい(苦笑)。

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そんな素晴らしい会場でふたりのライブを堪能しました。オーナーさんにも気にいっていただけたようです。

開演までの現地入りは徒歩でして、駅から約2時間ほどゆっくり散歩。
観光地や秋の海岸をまわりました。


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ふだんは海に縁がない都会暮らしなもので、海釣りの光景が白昼夢のように感じられましたね。
いつかまたゆっくりと訪れたい所です。


各メディアでも話題になっている永青文庫の春画展へ。

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朝イチから会場前には行列(下の画像)。ですけど、うんざりするような混雑もなく堪能できました。午前中はともかく午後にはけっこう賑わうとの噂。とても評判がいいので、今後どんどん混み合うでしょう。

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会場からして趣きあるし、現地へ向う途中には何度か歩いたことある胸突坂(下の画像)とその周りも雰囲気よし(と言いたいところですが... 坂の途中が工事中でしてやや残念w。後期展示の頃には終わってほしい)。

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いわゆる春画定番の名作も多数ですが、本邦初公開になる江戸以前の作品も色々興味深く、とくに『耽溺図断簡』(絵師不明)が印象的でした。でもでもやはり個人的には国芳作品を見ることが出来て嬉しかった。『逢見八景』素晴らし過ぎ。猫いないけどさすが国芳w。

実は今回、開催までの紆余曲折にいたく共感して、クラウンドファンディングで出資参加しておりました。分厚いカタログ(見た目よりも軽い)は郵送で到着。

猥褻論議はともかく作品として素晴らしい作品ばかり。後期展示も楽しみにしています。

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→「春画展」キーパーソン・浦上満氏に聞く〜日本初の「春画展」開催の舞台裏
→ 永青文庫 SHUNGA春画展 公式サイト

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