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画像や日常についてなど

2016年12月

今年最後の更新になるでしょう。画像は地元・武蔵関公園。ちょうど先週24〜25日に撮影。
昨年の夏に引っ越してきて初めてこの公園に来たのは、今年の花見の時期。冬模様もやはりいい感じですね。

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いつか死ぬ時はあのベンチに座ってこの木を見ながら... なんて思ってしまった。
寒々しい黄昏れムードになぜか心が安らぎます。
自然と縁が薄い生活なので身近なところでそんな心持ちに(苦笑)。

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今年もいろいろありましたが、無事に新年迎えられそうで何より。
どうか皆さんよいお年を。

日数経ちましたが、12月10日に地元駅周辺で毎年やってる関のボロ市を紹介。
引っ越してきた昨年は存在さえも知りませんでしたw。

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ネット検索すればわかりますが、日蓮宗・本立寺で開かれるお会式(おえしき)とともに江戸時代から続いてる催しとのこと。昔ながらの古道具市場らしい風情は薄れており、屋台祭りがメインでした。

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境内にいるとひと足早い大晦日気分にも。

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最初にこちらスープを。ほかにも毎年おなじみのお店でたくさんの様子でした。

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地元駅からお寺周辺の通りはとにかく出店がたくさん

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上画像は練馬区のゆるキャラ、ねりまるくんだそうです。さすがチビっこに人気。


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夜はカミさんとブラブラ飲み食い。地元にこういう年末感を味わえるイベントがあるのは嬉しいですね。

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→ 関のボロ市2016内容紹介
→ 関のボロ市2016 紹介動画

先月11月22日に開館した北斎美術館へ行ってみました。

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いろいろ意見ありますこの外観。僕はまあ...よろしいんでないかと。
前の公園で遊ぶ地元ちびっこたちにどんな人格形成をもたらすでしょうか。

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で、館の最上階には、彼のアトリエを再現した実物大模型(撮影OK)。
この激しいギャップが趣き深い。

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今回、幻だった墨田川の絵巻やデジタル再現された巨大絵馬など見どころ様々でしたが、個人的にはこれもお目当てで予想以上にリアルで嬉しかった。しかも北斎の手が微妙に動くという。

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あのお栄さん(かの葛飾応為、北斎の三女)、こんなだったのか。
ちなみに有名ですが念のため、アトリエの再現はこの弟子の絵に基づいてます。江戸東京博物館にあるミニチュア版もいいのですが、この精巧さにはさすがにかなわないw。

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この巨大絵馬『須佐之男命厄神退治之図』(デジタル復元)も撮影OK。

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録画したNHK『ロスト北斎 The Lost Hokusai「幻の巨大絵に挑む男たち」』で予習して、見事な再現ぶりを堪能。現代のデジタル印刷技術と職人美術のノウハウを融合させた素晴らしいプロジェクトですね。


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隅田川の絵巻をはじめ今回の展示は肉筆画に見応えありまして、個人的には「ほととぎす聞く遊君図」「朱描鐘馗(しゅがきしょうき)図」が印象的でした。

インパクト抜群の建物とは異なり、館内は美術館特有の静謐な雰囲気よりも区内施設にいるような感覚でしたね。今イチなフロアの行き来やサービス面な不慣れさなど、いくつか課題は感じられましたが、今後も訪れたいと思っています。



→ NHK『ロスト北斎 The Lost Hokusai「幻の巨大絵に挑む男たち」』紹介
→ 凸版印刷株式会社「須佐之男命厄神退治之図」復元プロジェクト紹介
→ すみだ北斎美術館 開館記事

→ すみだ北斎美術館公式サイト

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