友人から彼の訃報メールを受け取った10/24から4年を経過した。
過去に何度か記しているけど、あの日は命日とは別の意味で複雑な思いがある。

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それにしても彼が亡くなって以来、毎年この季節になると個人的に色々な出来事が多い。年齢的な事もあるだろう。
今年は夏に引っ越しをしてまだ部屋整理でせわしい日々(単に日頃だらしないだけか)。ちょうど先週から2年半ぶりの新猫生活を迎えたり。

かつてハヤカーさんという友人が存在した事実は、年々まろやかな記憶になってきているが、50歳になった今年は、同い年だった友人として特別な感情がわきあがる。彼はどんな50歳になって、どんな会話を自分としただろうか。この数年自分が感じた事を酒の肴にしたら彼はどう応じてくれたか。あれ以来、映画や音楽などで彼を思い出す機会も多い。
実は、彼の検死調査で部屋からTSUTAYAのレンタル票が見つかっている。死亡推定時に極近い日付だったという。毎年彼を偲ぶ際、自分が死ぬ前は「あれが最後に観た映像か」と思える人生を終えたいなんて事も考えてしまう。

追記:まだ一度も墓参りに行ってません。