BLOG EDASHIN

画像や日常についてなど

カテゴリ: 音楽

benwatt

個人的にベン・ワットは彼の妻トレイシー・ソーンと共に印象深いミュージシャンです。
先日、彼の31年ぶりソロ作『ヘンドラ』がAmazonから到着。これが予想以上に良くて嬉しい。
彼らしいどこか荒涼としたフォークロック・テイストで、ニック・ドレイクやジョン・マーティンを彷彿とさせる曲もある。聴き終えた後、自分はもう死んでもよいのではないかと思える程、という賞賛は過去に何度かしたことがありますが(苦笑)、ともかくこのナチュラルな演奏と歌声に身を任せて聴き惚れています。

→ ベン・ワットのインタビュー記事「31年目のメランコリー」

Tammy02

以前、JUKESというユニットで歌声を聴いて以来、非常に気に入っている女性ミュージシャンです。トーキングラウド時代を知らなかったのでコアなファンには恐縮なんですが。
今年、個人名義で新作をリリースしていたという情報(下記にリンク有)を先日知りました。満足な内容です。過去曲のリメイクも好印象。しかし、残念なことに本作はダウンロード販売のみらしい。CD販売の予定は?...
検索しても情報が少なく、現在はかなり知名度低そうです。ぜひ生で観たいけれど、よほど話題にならなきゃ来日は実現しないだろうな(苦笑)。

Tammy01


▼4年前にでてた別ユニットTAMCO。こちらも好み。


→ 新譜「Talk To Me Instead」を紹介していたリンク(全曲聴けます)
→ Jukes「Something Important」(そもそもFMでこの曲聴いたのがきっかけ)

→ Tammy Payneのオフィシャルサイト

当日券でローリングストーンズ来日公演最終日へ。

IMG_1930

実はほぼ後半に向かう途中からでして、にもかかわらずS席定価の18,000円(涙)。
「え、そうなの...」って売り場窓口で10秒ぐらい全神経集中して迷いましたね。アリーナBブロックってなかなか良い席だったというのもありましたが、今でも後悔してません(苦笑)。

IMG_1925JR水道橋駅にも会場周辺にもダフ屋はおらず当日券売場へ。ダメもとで長蛇の列に並びました。
拡声器持った係員「お並びいただいても出ないかもしれません」。列の付近で苦笑気味な会話。途中離脱する人もいました。歓声が漏れでてる外で、オレ馬鹿なのかもしれんw。
基本販売終了だけども、キャンセル券が来るんですね。窓口のカーテンが閉じては開いての繰り返し。文字通り、ぽつり・ぽつり・ぽつり。もちろんライブはどんどん進んでます。やがてようやく、あと4人...3人...。iPhoneでツイッターみながら「Honky Tonk 演ってたみたい」「キースのコーナー始まったか」「ミック・テイラーに間に合うかな(>人<;)」。

IMG_1926

何とか会場にはいるや「Midnight Rumbler」のあのイントロ。げ、テイラー登場だ、あわわわわわわ!!!駆け足!駆け足!で、やむなく1階スタンドにw(上の画像)。次の「Miss You」で取れたアリーナ席へ移動(下の画像)。

IMG_1929

過去3度の来日ではずっと遠いスタンド席でしたし、これまでになくライブ本来の醍醐味を味わえました。とくにリサ・フィッシャーとかけあいをした「Gimme Shelter」には感激。
最後の「Satisfaction」なんかミックの年齢を考えると十分なほどワイルド&シャープで、トップの画像は、最後のその大盛り上がりの時なんですが、「これで生ミックは最後なのかな」という思いがよぎりつつ撮影したもの。

IMG_1932

終演後は物販激混み。入場料でかなり予算オーバーだったし何も買わず会場を後にしました。

RIP-LR

ルー・リードが10月27日に亡くなったのは、もう多くの方がご存知でしょう。
彼は音楽というジャンル枠を超えて僕が最も敬愛してきたミュージシャンの一人でした。
訃報を知ったのは28日朝のツイッター。重大なショックであるのにもかかわらず、確かな実感がわかないという当惑の気持ちで何日も過ごしていました。そして4日後の11月1日(金)の職場の昼休み。下記は、ルーの妻であるローリー・アンダーソンが隣人たちにおくった書簡です。

隣人のみなさんへ:なんて素晴らしい秋なのでしょう。すべてがきらめいて黄金に色づいて、やわらかい光に満ちていて。水に囲まれて。ルーとわたしは過去数年、ここでたくさんの時間を過ごしてきて、わたしたちは本来は都会っ子ですけれども、ここはわたしたちの精神的な故郷となってきました。先週、わたしはルーに病院から退院させてスプリングスに連れて帰るからと約束しました。そしてちゃんと帰って来られました! ルーは太極拳の師範で、最期の日々は自然の美しさと力とやわらかさに目を細めながら幸せに過ごしていました。ルーは日曜の朝に木立を見つめながら彼のミュージシャンとしての手を宙で動かしながら太極拳の有名な第21式を行いながら息を引き取りました。ルーは王子のように気高く闘士のように勇敢で、この世の痛みと美しさを歌った数々の楽曲は人々の心をルーが人生について感じていたとてつもないほどの喜びでもって満たすことでしょう。わたしたち全員に舞い降りては染みわたりまとわる美しさよ、永遠なれ
(RO69(ロッキング・オン音楽情報サイト)より転載)

愛情に満ちあふれたその文章を読んで、僕は胸がいっぱいになりました。それも“日曜の朝”とは何ということか。

彼にはとにかく感謝の念に耐えません。お疲れさま。そして本当にありがとう。
遅まきながらこの場であらためて、ルー・リードのご冥福を深くお祈り申しあげます。

→ LOU REED OFFICAL HP

新宿Motionで行われた企画ライブの画像です。
仕事の都合で後半からの入場でしたがどのバンドも非常によかったです。
企画者・月本さん▼にひさびさグッときました。ステージ観たのは17〜8年ぶり?

DSC_0213n


DSC_0001


DSC_0075


DSC_0099


DSC_0104


DSC_0110


DSC_0193


DSC_0265



DSC_0225n


DSC_0317


DSC_0347


DSC_0295


DSC_0297


DSC_0298


DSC_0334

この文は、関東エリアでの一発目、川崎でのライブを観る前に打っております。
24時間後の今ごろは何か感慨にふけってるかなw。

学生時代から好きなバンドやミュージシャンは多いですが、ザ・スミスを通じては、特別記憶に残る人間関係が多かったかもしれない。
この一ヶ月余、スミスやモリッシーを聴きまくるでもなく、彼らが現在どうしているのかをよく考えていた。今回の来日ツアーをみんなどう思ってるのやら。
あの人は気にしつつも普段の日常生活を過ごしてるかもしれない。
あの人はたぶんもう聴いてないだろう(そういう気がするんだよな)。
あの人は、仲違いをしたので、もし会場で見かけたら少々複雑な気持ちになるな。
あの人は劇的に音楽趣味が変わったので会場にいたら意外。嬉し驚きかも。
あの人は観たくても事情があって行けないんだよな。
あの人はもうこの世にいないんだよな。

もちろんネットを通じて今でもつながってる者もいる。これ読んでるあなたかな? たまには音楽で語りあいますかw。

ソロ作はもう長いこと追いかけておらず、思いっきり回顧モードw。
やはり、この曲は生で観たい。演ってくれるかなあ。



*この曲を含むライブ(ライブ盤“RANK”と同日)は87年にFMでオンエアされたものと同じです。ライブの彼らを聴いたのはこの時が初めて。スタジオ盤とは異なるアグレッシブな演奏に大変驚いたのを憶えてます。
*ご存知ない方はこちらの訳詞もぜひ。ツイッターでフォローさせてもらっている方のを勝手に転載させていただきました。



[追記120426]
うーん、実は先月USTでライブを観たので予感をしていたが、一貫した彼のファンに失笑されそうな感想になってしまうので抑えときます。何しろ回顧モードですからw。
帰りに空いてる CDショップで『Years Of Refusal』を購入w。聴いてからこれは見方を改めねばならんと感じた。
東京2daysは仕事の都合で行けず(涙)。5/3の追加を待つのみに。

[追記120505]
3日最終日。この日も堂々たるエンターテイメントなステージでした。結局「Light」は観れず。ライブ終わってどんな気持ちかというと…。こういうめぐりあわせなのだな、と自分を受け入れるしかないですね。そういう思いも何だかスミス的(苦笑)。終演後、友人と朝まで飲みました。

これもすでにFacebookにポストしてますが、やはり自分のブログにもw。モーリン・タッカーのアンソロジー盤。

DSC_0033


一応ご存知ない方に、彼女は元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのドラマーです。
最初はこのキッチンでのくわえ煙草にグッときたのですが、もちろん内容も素晴らしい。ルーやケイルとは異なったVU的安心感wのあるサウンドを聴かせてくれます。ジョナサン・リッチマンやジャド・フェアーらのコラボレート曲も収録。「Crackin’ up」とかもう最高だし、僕的に聴き所満載です。

◆本館・枝枝新報(Renewal予定)◆

ようやくです。今年はじめからジャケット制作で関わっていたバンド、STELLA LEE JONESのCDが12月28日リリースになりました。記念ライブが、24日にプログレッシブロックの聖地として有名な吉祥寺シルバーエレファントで行われます(詳細下記)。

DSC_0005nn

バンマスの平田氏とは、別ユニットFLAT122のジャケ制作からのご縁でして、本作のクレジットでは僕がSleeve Designになってますけれど、今回はバンド側のデザインコンセプトに沿ったお手伝いという、自分の本業とおなじ、文字通りDTP制作担当が主でした。
震災の影響含め、僕の個人都合やバンド側の諸々事情で紆余曲折があっただけに無事完成は感慨深い...。
CDはあの難波弘之氏の推薦やディスクユニオンの宣伝プッシュで専門店にお目見えするそうです。以前から思ってましたが、CDの売り上げ不振が加速する昨今、ユニオンさんのメジャー/インディ問わない販売姿勢には感心させられます。スタッフが音楽を好きで商売やってるのが真摯に伝わりますよ、ほんと。ご興味のある方はぜひよろしくお願いします。



→こちらでCDの視聴できます(公式サイト)

*****************************************************************
2011/12/24(土) 〜PROGRESSIVE LIVE 2011〜
「STELLA LEE JONES 1st“A FLOATING PLACE”発売記念ワンマンライブ」
チケット御予約受付中 : info@stellaleejones.com
吉祥寺シルバーエレファント
武蔵野市吉祥寺本町2-10-6-B1 0422-22-3331
open18:30 start19:00
前売2,500円 当日2,700円(drink別)

*****************************************************************

001REM_timeline前回のお知らせから、徐々に通常モードに戻りつつある生活。とはいえもともと体力に自信のある方でないし、体の節々のガタツキが回復しておらず、自堕落にもなりがちで情けないです。
それはさておき、話題は先日職場のネットで知った R.E.M.解散のニュース。
R.E.M.は僕が20歳前後の頃から毎回アルバムリリースを楽しみにしていた同時代バンドだった。ライブも初来日以外は観ている。全キャリアを通して名曲は数多いけれど、トータル的には初期IRS時代に思い入れが強いかもしれない。少し前にリリースされたこのライブ盤ではかなり懐かしい曲も収録してあり非常にうれしかった。ここ10年は熱心なファンではなかったけれど、今回の解散発表は非常に感慨深い。
下におすすめ曲をリンクしておきます(厳選。迷ったw)。よろしかったらご鑑賞くださいませ。右上の画像は1986年の頃。
しかしホント、今年はこうした趣味や公私の出来事や通じて、時の変遷を感じさせる機会が多いですね...。







◆本館・枝枝新報(年内には何とかRenewal予定)◆

IMG_0086非常に良かったです。
昨夜のマーク・リーボウ@渋谷クアトロ。
「君、当分ツラそうだから」って彼から、9月末ぐらいまでの幸運をまとめていただいた感じ?
1時間半かそんぐらいのひとときに凝縮パック。
確かにあれは観ずに死ねない、ハードでルーズでごきげんテンションなライブでした。
ということで、死ぬ…わけにはいきませんで、また明日から激忙の日々が続きます。昨夜一度に楽しみ消化したので、たぶん、この夏あとは仕事するだけかと(泣笑)。

→10年前の来日ライブ(この日観たかも)

◆本館・枝枝新報(Renewalしたいが…)◆

平日は仕事三昧なもんで、ようやくアップできました。モノクロームセット東京2daysの画像です(先行で12日に何枚か紹介しましたが)。撮影OKだったので堂々と。バンド側としては満足のいかぬところもあったでしょうが、二日とも非常にいい来日公演でした。

DSC_0182

DSC_0196
▲Bid, Lester Square(2日目4/10高田馬場AREA)

DSC_0150

DSC_0161
▲Andy Warren 終止この表情で、ほとんどクロス立ちの演奏。(2日目4/10高田馬場AREA)

DSC_0212
▲毎度 Lester先生(地元では美術教師でしたっけ?)の日本語披露。「コウフンシテマスカ」とか、いちいちツボにハマってる。(2日目4/10高田馬場AREA)

DSC_0056
▲初日4/9下北沢GARDENのLester

DSC_0071
▲Lesterの演奏も(初日4/9下北沢GARDEN)。

DSC_0195


とくに9日の下北は予想外の超満員で、しかも若い客が多く、前半バンド側が驚くほどの盛り上がりでした。過去の全来日でたぶん初披露の「B.I.D. Spells Bid」はうれしかったですね。
最後の来日から10年以上も経過してるのですが、ライブ中には感傷ムードなんか全くなかったのに、1週間を経てじわじわと来てます。他のお客は今どう思ってるのかな。
とにかく、この大変な時期に遠方からライブしにきれくれたこと自体感動的。
バンドメンバーと主催+会場スタッフにあつく感謝したいと思います。

DSC_0090
▲10日に震災義援金を出したらくれたセットリスト(演奏してない曲も含む)。


◆本館・枝枝新報(リニューアル予定)◆


モノクロームセット来日公演。
東京公演9+10日は無事に終了してます。のこり大阪公演が本日12日ですか。
撮影OKだったので前の方で撮りました。とりあえず4枚UPして文章は後日に。
【後日更新】この日に画像アップしてます

DSC_0172 のコピー
▲Bid, Lester Square

DSC_0174 のコピー


DSC_0156


DSC_0205 のコピー
▲Andy Warren

(4枚すべて4/10の高田馬場AREA)

◆本館・枝枝新報(リニューアル予定)◆

今度の4月9〜10日に予定通りモノクローム・セットの来日公演が行われるらしい。
画像は1986年にリリースされたライブアルバムのアナログジャケです。僕のフェイバリット・ロックジャケットの1枚。

DSC_0015

再結成+初来日から20周年を記念した本ツアーは、昨年秋から延期になってました。フロントマンのBIDが深刻な大病を患ったためですが、呼び屋のヴィニールジャパンによれば現在は回復しているとのこと。しかし、今度は日本がこのような事態になっています。

20年前、まさかの再結成に僕は驚喜し、10代からリアルタイムでBIDのファンだったカミサンは全公演の追っかけをしてました。今回はその思い出を抱きつつ、余震+自粛ムードが続く中でライブ観戦に望みます。もちろんBIDの体調はやはり心配。
「今でも音楽活動を続けている」〜当人たちの高齢化により、この手の再結成ライブは、単なる回顧趣味だけでなく、この日だからこそという、ファンとの出会い/再会の地として別の意味を持つようになってきてます。それにしても、こんな複雑な気持ちでライブを待ったことは過去にありませんね。
かといってナーバスになりすぎるのもどうか。当日二日間を楽しみたいと思います。

▼初期(70年代後半)の動画「FAT FUN」「B.I.D. Spells Bid」

  

▼Cherry Red 30th Anniversaryにて(2008)



●ツアースケジュール(VINYL JAPAN Pt,1:Tel/03-3365-0910 )
2011/04/09(sat)下北沢GARDEN
2011/04/10(sun)高田馬場AREA
2011/04/12(tue)大阪 MUSE

◆本館・枝枝新報◆

高円寺無力無善寺にて。実はライブを観るの初めてでした。
いやぁもう、心酔する人たちの気持ちがわかったような気がします。

01


02


DSC_0059


DSC_0066


05


DSC_0091


07


昨年還暦を迎え、活動40周年を経たそうです。芸を磨きつづける津軽ブルースマンの歌声は激情にあふれながらもどこかクールでした。

▲本館・枝枝新報▲



正確にいうと「今年聴いた女性ボーカル」でしたね。
続くと記したからには、と思ったけど、やはりやめました。
どうまとめようがたぶん結論としては、下のYoutubeのリンク3本がよいということになりそうだし。三者とも声質が好みでして、他の女性ボーカリストも含めてそのへんを語るつもりでしたが、いずれまたその気になったら。
で、結局ただの「あなたにもおすすめ」になっております。



▲今年前半は中毒的にこの曲でした。新譜全体としてはあまり聴かず。ほとんどこの曲だけリピート。
歌詞がいいので最後まで聴いてください。ライブではどうなんだろうか。



▲15年ぶり?ぐらい。当時しっかり聴いてなかった空気公団の1st。あるCDを探していたら出てきた。今さら褒めるのも何なので枝新では大して話題にしませんでしたが、春〜夏はかなりハマってました。この歳で浸るにはあまりに瑞々しい。



▲裏名盤的に有名なのは知ってましたが、アルバム通しで聴いたのは初めて。きっかけはLaetitia Sadierがソロ作でカバーしてた「By the sea」が気になって。年末は圧倒的にこのCD。リンクのこの曲以外も捨て曲なしの最強盤という。とくに「The Paisley Window Pane」は大変です。

▲本館・枝枝新報▲

DSC_0104n思わず仰け反った方もいるかと。画像は83年頃に買った雑誌です。どこが今年の話だよ。
実は高校時代、大貫妙子のファンでして、特にシュガー・ベイブの頃の歌声が大好きでした。ソロ時代は全部フォローしてなかったけど、『romantique』前後を好んで聴いたかな。
今年は、坂本龍一との共作『UTAU』リリースとツアーで大きく話題になったようです。
その『UTAU』もよかったけれど、当時の思いに気が向いちゃう自分は、全くもってどうしょうもない。こんなファン、ご両人はきっと苦笑なさるはずw。先日もUSTライブを観ながら、ぜひ大昔のあの暗い曲を、とか考えちゃうし。ちなみにこの雑誌の頃は彼女の変革期で、イメージがどんどんカラフルになって戸惑ったのを記憶してます。しかし、この時期あっての現在なんでしょう。
懐かしさがよぎった今作のター坊が象徴的で、今年は女性ボーカルを意識してきたような気がします。じゃ、続きはまた(続くのか?)。

DSC_0106
 
▲本館・枝枝新報▲

リード突然です。この日の今朝ネットで知り大変驚きまして、今年なぜかよく聴いていた『Shiny Beast』をBGMに部屋掃除しました。
ここのブログ読者では馴染みない方もいるでしょうから軽く説明すると、いわゆるアヴァンギャルド系のかなり規格外ミュージシャン。なんだけど、このCDは、本道を圧倒するかのようなロック名盤です。
とうの昔に音楽界を退き、画家生活していたのですが、右の画像はその時代の頃。
下の動画もよろしかったらご鑑賞を。死んだの忘れちゃうくらいカッコいいです。
深くご冥福をお祈りいたします。

→YouTube 動くCaptain Beefheart

▲本館・枝枝新報▲


gomenne_webいわゆるJ-POPバンドをじかに観るという滅多にない日。どうしたんでしょうか。
たまたまネットで知った1stアルバム「ループする」が良かったので勢いでチケット購入。
80年代っぽさをかもしてるサウンドとボーカル内田万里の発声にひかれたからなのですが、時おり歌詞にこっぱずかしさ感じるのは、いい聴き手ではないんだろうな。「この瞬間止めらんない」とか。ごめんね。まぁ、中年男のことなど気にせず(苦笑)。
ステージでは全員黒系の服でMC少なめ+脱力系。バンドのたたずまいは好みだけど、世間的にはまだつかみ弱い? こういう発展途上のバンドに接する機会はあまりないので、成長を追いたくなるファン心理に共感しました。あざといタイアップ戦略にひっかからんように持ち味伸ばしてほしいもんです。

→ふくろうず公式サイト
→「ごめんね」(2ndアルバムタイトル曲)
なぜ中野の飲み屋街で歌う? 微妙にダサイPVだけど、何となく愛しさを感じます。

▲本館・枝枝新報▲

retiけっこう良い。実は昨日リリースを知ったばかりという。ここ数作のStereolabが今イチのまま活動休止してしまっただけに嬉しいです。
彼女のユニット・Monadeをひさびさにリサーチすると、こちらも本作に劣らぬ印象。すっかりノー・マークだったことを詫びるつもりで近作2タイトルをダウンロード購入しました。レティシア・ブームで今冬〜年末を過ごすことになりそうです。Stereolabの前作未発表曲集もまもなく出るそうな。

→リリース情報「Stereolabの歌姫が初ソロ」
→収録曲より「By the sea」
▲本館・枝枝新報▲

pete03

キンクスのオリジナルベーシストで、一番最初に脱退したメンバーです。享年66歳。
数年前から噂のあったオリジナル再結成が永遠になくなりとても残念です。
ネットで同じコメントをしてる方が圧倒的に多く、当人の演奏的な存在感よりも「あの4人で」という思いがみんな強い。まあ無理もないか。
リンクの紹介にもあるように、当時の脱退理由はディヴィス兄弟の影に隠れてる自分にフラストレーションを感じてたかららしいですが、後年脚光を浴びたキャリアはないようです。どんな人生を歩んでいたのでしょうか。画像はネット某所で見つけたもの。

昨夜今日と初期キンクスを聴いておりますが、思わずぐっと迫る気持ちはレイ・デイヴィスの楽曲の素晴らしさからでして...。すまんですピート。深くご冥福をお祈りいたします。

→RO69「キンクスのベーシスト、ピート・クェイフが他界」
▲本館・枝枝新報▲

twpinjp20101週間もたってブログに記すのはやや遅いですが、思い出を刻む意味でやはり。とても素晴しいライブでしたね。
下のリンク動画のようなギターサウンドが僕的ツボのひとつ。名盤『Bizarro』はこの傾向が濃厚な作品でして、今回の再現ライブはまさしく夢の実現という。高速カッティング&リズムギター炸裂でした。さすがに終演後はぐったり。
特にうれしかったのは「brassneck」「No」「Kennedy」「take me」「What Have I Said Now?」。前半の新曲もすばらしく、現役ぶりをアピールしてくれました。








→The Wedding Present & Cinerama日本語版公式サイトより
▲本館・枝枝新報▲

6175この日の職場でアレックス・チルトン(享年59歳)の訃報を知りました。
仕事中、唯一音楽の趣味があう同僚から「○○(僕の本名)さん、ビックスターって聴いてました?」「うん、アレックス・チルトンの」「死んだらしいですよ」「え?!」
よかったよね、ほんとに、みたいな話をちょっとしてお互いの仕事へ。かなり忙しい状況だったので、思いに暮れるゆとりはなし。
クタクタで帰宅しても山積みのCDから彼関係のアルバムは全然見つからず、なぜかREMを聴いたという。
アレックス・チルトンを知ったのはそのREMのメンバー全員がファンという話を雑誌で読んだのがきっかけです。90年代初期は再燃ブームがあって、ソロ作も含め良く聴いていた。ビッグスターの再結成も確かこのころ。でも、ここのところはずっとご無沙汰気味でしたね。
仕事三昧の生活でこういうことは今後もさらに多くなってくるでしょう。そんな自分に思うことは多々あるのですが、ともかく彼のご冥福をお祈りいたします。
▲本館・枝枝新報▲

Fmusic撮影日記を連発してるのも何ですし、ひさびさに音楽系のネタでも。
すっかりロックシーンに疎くなってしまった僕には貴重なUKインディの若手です。これが3枚目『Measure』。
ビートルズやXTCの影響は明白で、そのセンスをさらにおしすすめた内容です。
個人的に一部アレンジ凝り過ぎ感のもありますが、待望にふさわしい新譜でした。
現地でライブを観た友人から生演奏も保証付きという情報を得まして、ぜひ日本へ来てほしいと願っております(野外イベントじゃなくて)。

→ 新譜紹介
→ MY SPACE(タイトル曲が良いです)
▲本館・枝枝新報▲

_DSC0063

とある縁で昨年前半にデザインしたCDが、先月末にようやくリリースされました。
ところがこのバンド、FLAT122は音源完成後に活動を休止してしまいまして、発売が何ヶ月も延期になった理由はそのへんにあったのかも。
プログレやジャズ、クラシックなどに影響を受けた彼らの音楽性について、自分の守備範囲と語彙ではどうも的確に表現できそうもなく紹介が難しい(苦笑)。依頼されたときもかなり気後れしたのですが、デモ音源数曲を聴き続けてるうちに馴染んできました。使用画像の主であるカメラマンは廃墟写真を多く撮影してる方で、選外のも含めてどれも秀逸でした。素晴しいインナーの見開きは実物をお手にとった時のお楽しみということで。
サウンドは非常に複雑かつ超絶。もともとこの手は門外漢なのですが、ジャンル性云々は別にしてバンドのもつ浮遊感、緊迫感には強く惹き付けられました。螺旋を描きながら上昇するかのようなギターと、流麗でメロディアスな鍵盤のからみがいいですね。現在メンバー3人はそれぞれ勢力的に活動を続けています。

→都内プログレ専門店の紹介
▲本館・枝枝新報▲

IMG_2874+++

たまにはいーねーこーいうの。ごきげんなエンターテイメントライブでした。
ステージ天井には大きな目玉。奇しくも前日は声優・田の中勇氏が死去されたばかりという。
もう、カレンさんのイケイケノリがスゴいこと。今どきああいうの珍しいんじゃないか?
水飲んで潮吹きするわ、マイクくわえてエビぞるわ、バカみたいなパフォーマンスも堪能いたしました。
こんなレポじゃ色物扱いしてるみたいか。音楽的に好きだから観にいったわけで誤解ないよう。
下のリンクは初期の必殺ナンバー。残念ながらこの日は演奏せず。



▲本館・枝枝新報▲

bio来年はダニエル・ジョンストンからボブ・ディランまで話題の来日が目白押しらしいですが、僕はこのバンドを観る予定です。土曜だから仕事はなんとかなろう、というのが選んだ大きな理由(苦笑)。
先日、『ALL TOMORROW'S PARTIES』というロックフェスのドキュメントDVDを観まして、毎回僕の好みの顔ぶれなのですが、実際はリサーチしとりませんで、これはいいもの出たと買った次第。
今や大人気のYEAH YEAH YEAHSも収録バンドのひとつ。以前から聴いていたし映像もよくて、生で観れればなあと思っていたところでした。ただ情報気づいたのが遅すぎてチケットのスタンディングブースは悪そう。はしゃぐワケではないからどうでもよいんすが。ひさびさの現役ギターバンドなので楽しみ。
そのほか来年の1月の楽しみとしては、大相撲初場所の魁皇と、シャルロット・ゲーンズブールの新譜(Beckがプロデュース)ですか。
今年の総括? つまらないから省略。年明けまでもう1回ぐらい更新できそうです。
→ DVD『ALL TOMORROW'S PARTIES』
→ 来日情報

▲本館・枝枝新報▲

IMG_2671-----この日は早稲田松竹で『エル・スール』観てから、NON BANDを観に新宿LOFTへ。
NON BANDとのご縁についてはこちら読めば何となくおわかりかと思います。
映画は改めて感銘を受けたし、ライブも本当に素晴しかったけれど、さえない気持ちで一日終えた自分。どうしたのでしょうな。ひさびさ人口密度高いところで頭痛にもなったりして。
単に仕事疲れというのもあるのですが、このまま年末年始モードにはいりたくないですね。

DRIVE TO 2010 公式サイト
▲本館・枝枝新報▲

このページのトップヘ