金土は夜9時までとのことで18時頃に会場入り。混雑時のストレスはほとんどなく鑑賞することができました。

ファイル 2016-03-27 23 39 36

ちょっと前の練馬区立美術館『国芳イズム』に続いて、もうひとつの目玉展示。
とにかく、さすがボストン美術館といえる保存状態の優れた作品ばかりで驚き。
僕は歌舞伎や今回の国芳絡みの水滸伝について知識が浅いため、毎度、浮世絵鑑賞ではその点で気後れ気味になるのですが、「そんな細けーことは」とばかりに粋で色彩凝りまくりの展示がこれでもかこれでもかと。何と言うか江戸サイケデリック(違うだろw)の坩堝に身を任せて脳内興奮状態でした。さすが渋谷発文化村という紹介・宣伝の上手さで基礎知識云々なく堪能はできます。実際、若者の比重が多かったこと。
個人的に良かったのは、
「御誂三段ぼかし」「五人男揃浴衣」「秋野七草しげり之景」などの役者絵の連作(国貞)。「木曽街道六十九次之内」の連作(国芳)、「名勝九州より上洛のとき」をはじめ大海原系、などなどなどなど... ご両人の神がかった創作意欲と職人芸術のスゴさを改めて体感できました。

で、この展覧会はグッズもかなりお目当てでして、話題のガチャガチャ根付けは無事に全3種ゲット。特に猫骸骨(猫スカル)は想像以上の出来なので驚愕しております。

ファイル 2016-03-27 15 27 42


ファイル 2016-03-27 15 27 22


ファイル 2016-03-27 15 28 01


時代を超えた職人コラボの極み。しかもすこぶる酔狂でよろしい。猫好きとしては、もう永久保存ですね。

あと、個人的にはこの団扇もお気に入り。

ファイル 2016-03-27 23 40 11


→ 展覧会紹介記事
→ 国芳根付け紹介