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タグ:東京国立博物館

もう1ヶ月近くも前、4月3日に国立東京博物館へ期間限定の虚空蔵菩薩像を観に行きました。
撮影OKとのことで一眼カメラにて現物撮影。

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虚空蔵菩薩を知ったのは最近で3年前の『京都・醍醐寺〜真言密教の宇宙展』。記憶力のご利益がある菩薩なんているのかと驚き、記憶や物忘れ等をテーマにしている猫なみ劇場のネタとして雑学的関心を深めようとこういう寺院参拝や美術鑑賞を色々してきました。平安期のこちらは現存最古の仏画として東博に収蔵されているのは知っており、ようやく「真打」を拝めるとまさに待望の機会。

でしたが(後述)、、、

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当日は好天に恵まれ、上野公園も賑わっておりました。
次の週からは『国宝鳥獣戯画展』でまた混雑するのだろうなと思ってましたが、
現在緊急事態宣言で休館とのこと。

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デジタル一眼レフを持参して鑑賞にのぞみましたが、、、

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やはりというか、古すぎて装飾描写の色彩がはっきりとはわらからず、、、

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ガラス越しゆえ、撮影画像もご覧の通り(苦笑)。微細な部分を観たいなら印刷物か下記リンクがいーんじゃね?という...。とはいえ、当然現物を鑑賞できるのは何よりですし、持参した単眼鏡でも拝みましてそれそれは良き体験でありました(微笑)。

その他、常設展示には興味深いものがいくつもありましたが割愛します。

→ 東京国立博物館公式サイト  コレクション紹介

行きました。飛騨の円空〜千光寺とその周辺の足跡@東京国立博物館。
大満喫でしたね。緻密な木像とは違った生々しさを感じました。中にはぞんざいにも感じる彫りがありますが、そこがむしろ味わい豊か。一方、木目を活かして崇高かつ荒々しい魅力にあふれたものも。とにかく展示会場で暮らしたいほどに良かったですw。

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まあ、個人的には昔から木彫りの置物とか好きなんでっていう流れですが、
円空にしてみればまず信仰心ありきの創作活動であるわけで、北海道や東北にまで行脚した彼の仏教精神を少しは理解する必要があるんでは、などと思ってみたり(苦笑)...。岐阜県の高山市には円空仏めぐりのルートがあるそうで、いずれゆかりの地を巡ってみたいものです。
図録もかなりよい仕上がりで気にいってます。

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→公式HP:飛騨の円空〜千光寺とその周辺の足跡
→参考リンク:円空さんを訪ねる旅

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