漫画劇画部

2012年03月31日

[120325]ノスタルジーなのか

DSC_0017→ここからの続き

大手出版社ならありそうなのになかった夢の対談企画を観に母校へ。
秋本氏の高校時代に作った肉筆誌の生原稿のレベルにはホント感激。漫画劇画部のエピソードも元部員として嬉しかったし、楽しい対談だったけど、今の自分の生活で何の糧になるかというと、どうなんだろうw。でも、創作に関わる若い人にはとても為になったに違いない。具体的な成功術やマニュアル的な理屈話でなく「ただ好きで描きまくっていた(授業の課題より同人誌の〆切w)」お二方の話に、漫画に対する愛情と生々しい説得力を強く感じた。

印象的だった話を2つ。今の若者に対して秋本氏。
「打ち込めるものがないまま学生生活を過ごし、そのまま社会に出てしまう人たちもいる、そんなふうなのが多い若者たちに対して単純に『好きなことを見つけて打ち込みなさい』と励ますのは違うかもしれない/そう相手に勧めるのは、成功した人だから言えることと思われる」。
もうひとつは、原氏から。
「気のあう編集者との出会いがあった。若いうちから感性を研ぎすませて、そういう出会いを得る力をもってほしい。

かつてお二人の情熱にあこがれ刺激を受けて(部室には原氏の豪快な落書きがあった)今に至る自分。上述の2つを聞いて考えたのは、テメーのこと棚にあげてw、これからの世代に対してだった。そんなこと気にするのは単に歳とったからでしょう。柄にもなくゲキとばしたりないですよ、そう思っただけでね。
対談中は現部員10名ぐらい?が会場(教室)の後ろに並んで立っていました。全員ウチの猫よか歳低いんだよなw。自分もたぶんこんなんだったってヤツもいた。対談終了後、彼らに近づいて話しかけ、、、してないしてない。でも、同期で部長役、現在某界で活躍中の人物がいたので挨拶をした(ちなみに当時、僕は副部長)。懐かしさたっぷり、たぶん25年ぶりぐらいの再会なんだけど、意外にそっけないリアクションでしてねw。会話はほんの数分。長い歳月の隔たりを感じた。僕はたぶん、ただのノスタルジー、なんだな。
展示会は非常に面白かったです。主催スタッフにあつく敬意を表します。

→ 朝日新聞デジタル 紹介記事
→ 本郷高校デザイン科公式サイト


edashin117 at 19:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)