葛飾北斎

2013年10月07日

[131007]第71〜74話 St. ビッグバード

ouiしばらく更新のお知らせをやっておりませんでした。本館・猫なみ劇場まとめて4本分。
ベタに読書の秋がらみで(苦笑)。

数年前から社会人教養講座なノリで葛飾北斎周辺に興味をもち、この夏は、彼の娘、お栄関連を見読みしてました。先日読了したのは山本昌代という作家の『応為坦々録』
お栄を知ったきっかけは以前ここで紹介した映画『北斎漫画』でしたが、強く意識したのはごく最近です(詳細は、彼女の画号「葛飾応為」で検索を)。

親子揃ってろくに掃除もしない長屋生活。オヤジに似た偏屈な江戸気質。そして彼の助手という立場にとどまらず、西洋絵画の影響を受けた才能の持ち主という、もしかしたら当時世界的に見ても、すこぶる特異な女性だったのではと感嘆してます。

ただ、北斎が亡くなってからの晩年は完全に不明で、それをいいこと?にか、彼女の登場する映画、小説、コミックは、どれも作家の勝手解釈でバラバラという。どの男と一緒になったんだいってw(個人的に『シーボルトの眼 出島絵師川原慶賀』(ねじめ正一・著)の結末は好感もてました)。文字通り謎の女絵師です。

で、肝心の作品ですが、まだ実物を一つも観たことがありません(汗)。数年前の北斎生誕250周年に公開された作品があったようで、北斎漫画の時と同じく出遅れ後追いであります(苦笑)。しかし、来年2月に表参道の太田記念美術館で「吉原格子先之図」の展示が予定されており、とても楽しみにしています。
(画像は以前撮った江戸東京博物館にある北斎の仕事場模型)

→枝枝新報 本館・猫なみ劇場

edashin117 at 01:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月03日

[110302]北斎漫画

個人的に『北斎漫画』といえば、10代〜学生の頃、同名映画の樋口可南子(当時22歳)に衝撃を受けたものですが、昨年後半から本家の画集・北斎漫画がマイブームになっとりました。

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このネタは、昨年末の蔦屋重三郎展を絡めて話題にするつもりが、仕事三昧ですっかり機会を逸してしまい…。
なんで、今頃かというと、文庫版で『北斎漫画』全集(青幻舎)が刊行されていたからのです。

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2枚目の画像、左の大きい方は、昨年ヤフオクにて一万ナンボ詰んで落とした『初摺 北斎漫画(全)』。その時点では原寸+色味を再現したのは本書だけだったので手を出したのですが、数ヶ月後に文庫版がでるとは知らず…。ブックデザインは凝り性で有名な祖父江 慎。紙質にもこだわった気合いぶりで、悔しいけどこれも買ってしまいました。

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本書はようするに彼のカット集なのですが、人間、動物、建物、自然...ありとあらゆるモノが何百頁も延々と続いています。どの頁めくっても全然飽きません。ちなみにオリジナルの刊行開始は北斎が50歳を過ぎてから。

実は、昨年は北斎生誕250周年にあたりまして、多分その絡みで僕も気にとまったのでしょう。数年前に江戸東京博物館では北斎漫画展があったらしい。ハマるのが遅過ぎた...。
文庫版はひととおり見て満足したらトイレ本に昇格予定です。

▲本館・枝枝新報▲

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